【社会情報処理】第1回 Rの使い方

授業では RStudio を使用する。

学内の RStudio サーバは学内の環境からしかアクセスできないようになっている。

学内 RStudio サーバの利用

ログイン

学内 RStudio サーバにログインする。

ユーザ名は7文字で、学籍番号のCを小文字にして末尾のチェックディジットを削ったもの。


プロジェクトの作成

社会情報処理用のプロジェクトを作成する。

  1. 右上のプロジェクトボタンをクリックして [New Project] を選ぶと「Create Project」のウィンドウが開く。
  2. [New Directory] を選ぶ。
  3. [New Project] を選ぶ。
  4. 「Directory name:」に「社会情報処理」と入力する。
  5. 「Create project as subdirectory of:」 が「~」になっていなければ [Browse] をクリックして [Home] ボタンをクリックした後 [Choose] ボタンをクリックする。
  6. [Create Project] をクリックする。

これでプロジェクトが作成できる。

他の講義でこの学内 RStudio サーバを使う場合は、ファイルが混ざってごちゃごちゃにならないように講義ごとにプロジェクトを作成し、プロジェクトを切り替えて使うと良い。

プロジェクトの切り替えは右上のプロジェクトボタンから行う。

Rのプログラム例

R で実行させるコマンドを記述するファイルをスクリプトファイルという。 プログラムでいうソースコードである。

スクリプトファイルの拡張子は .R になる。


スクリプトの作成

左上の [+] ボタンをクリックして [R Script] を選ぶと左上のペインに 「Untitled1」 という空のスクリプトのタブが作成される。

スクリプトのタブでフロッピーディスクのボタンをクリック、もしくは [Ctrl]+[S] キーを押すと、ファイルとして保存できる。

スクリプトのタブに次のコードを入力して airquality.R というファイル名で保存しよう(行番号は不要)。

airquality.R
  1. df <- airquality # airqualityを変数dfに代入
  2. print(df) # dfの内容を表示
  3. plot(df) # dfの散布図をプロット

スクリプトの実行

左上のペインのスクリプトのタブにある [Source] ボタンをクリックすることで実行できる。

airquality.R を実行すると、うまくいけば以下のように df の内容がコンソールに表示され、右下のペインにグラフが描かれる。 グラフは全ての列のうち2列のデータを組み合わせて縦軸と横軸にした散布図をプロットしたものである。

    Ozone Solar.R Wind Temp Month Day
1      41     190  7.4   67     5   1
2      36     118  8.0   72     5   2
3      12     149 12.6   74     5   3
4      18     313 11.5   62     5   4
5      NA      NA 14.3   56     5   5
6      28      NA 14.9   66     5   6
7      23     299  8.6   65     5   7
以下省略

R と RStudio の使い方

Moodle

Moodle(ムードル)とは Web ブラウザでアクセスするオンラインの学習管理システムである。 このクラスでは皆さんが小テストを受験したり、課題を提出するために利用する。

端末や RStudio のアカウントとは異なるので注意。


Moodle にログイン

Moodle へのログインにはユーザ名とパスワードが必要である。 ユーザ名と初期パスワードはメールで配布する。 山本の他の講義で Moodle を使っていた人はそのまま使えるのでメールは送らない。

次のリンクをクリックして Moodle にログインしてみよう。

Moodle Server(非公式)

Moodle の使い方(学生編)

課題

Moodle Server(非公式)で第1回の課題を行いなさい。

締め切り:2021年6月24日(木)20時

解答例

> ds4 <- cbind(ds, 摂氏温度 = 5 / 9 * (ds$Temp - 32))