【情報リテラシー】第3回 ディレクトリとファイルとタイピング
ディレクトリとファイル
Thunar
Thunar(ソナー)というファイルマネージャを使ってディレクトリやファイルの操作をしてみよう。
起動方法
- ウインドウの無い場所でマウスの左ボタンを押し、ルートメニューを表示する。
- ルートメニューの
[ホームディレクトリ(thunar)]
を選択する。
操作画面
Thunar が起動すると以下のようなウインドウが現れる。
- 右上にカレントディレクトリの場所が表示される。
- ディレクトリの場所は「
/
」で区切って表す。これをパス名という。
- 右下にカレントディレクトリにあるファイルやディレクトリ一覧が表示される。
- 左上にカレントディレクトリを変更できるボタンがある。
- ホームボタン:ホームディレクトリに変更
- 後退ボタン:以前のカレントディレクトリに戻る
- 前進ボタン:後退前のカレントディレクトリに戻る
- アップボタン:上流のディレクトリに変更
- ディレクトリのアイコンをダブルクリックすると、そのディレクトリをカレントディレクトリに変更する。
- ファイルのアイコンをダブルクリックすると、そのファイルに対応するアプリケーションがあれば開くことができる。
カレントディレクトリの変更
アップボタンをクリックして上流のディレクトリにさかのぼってみよう。
アップボタンをクリックするたびにカレントディレクトリの場所は以下のように変化する。
/home/irhome/c1xx/c1xxxxx/ (ホームディレクトリ) ↓ /home/irhome/c1xx/ ↓ /home/irhome/ ↓ /home/ ↓ / (ルートディレクトリ)
ホームディレクトリ「/home/irhome/c1xx/c1xxxxx/
」から上流のディレクトリにさかのぼると、最後は一番上流のルートディレクトリ「/
」にたどり着く。
次にホームボタンをクリックしよう。
ホームボタンをクリックするといつでもホームディレクトリに戻すことができる。
ディレクトリの作成
ホームディレクトリに情報リテラシー用のディレクトリ「infoliteracy
」を作成しよう。
- ホームボタンをクリックしてカレントディレクトリをホームディレクトリに戻す。
- 右下のディレクトリのアイコンのない白いところで右クリックをしてメニューを表示する。
[フォルダーの作成]
を選択する。- ダイアログが開くので「
infoliteracy
」と入力して[作成]
ボタンをクリックするとディレクトリが作成される。
テキストファイルの作成
先ほど作成したディレクトリ「infoliteracy
」にテキストファイル「mytext.txt
」を作成しよう。
- ディレクトリ「
infoliteracy
」のアイコンをダブルクリックする。 - カレントディレクトリが「
/home/irhome/c1xx/c1xxxxx/infoliteracy/
」に変更されたら 右下のアイコンのない白いところで右クリックをしてメニューを表示する。 [ドキュメントの作成]
→[空のファイル]
を選択する。- ダイアログが開くので「
mytext.txt
」と入力して[作成]
ボタンをクリックするとファイルが作成される。
- 「
mytext.txt
」のアイコンを右クリックして[名前の変更]
を選択するとファイル名を変更できる。 - 「
mytext.txt
」のアイコンをダブルクリックするとメモ帳が開くので文章を編集することができる。
ファイルのコピー
先ほど作成したファイルを同じディレクトリにコピーしよう。
- 「
mytext.txt
」のアイコンにマウスカーソルを合わせて右クリックをしてメニューを表示する。 [コピー]
を選択する。- 右下のアイコンのない白いところで右クリックをしてメニューを表示する。
[貼り付け]
を選択する。- 「
mytext (コピー 1).txt
」というファイルが作成される。
同じディレクトリに同じ名前のファイルは作れないので、新しくつくられたファイルは「mytext (コピー 1).txt
」というファイル名になっている。
[コピー]
を選択したあとに別のディレクトリで[貼り付け]
をすることもできる。[コピー]
の代わりに[切り取り]
を選択して別のディレクトリで[貼り付け]
をするとファイルの移動になる。
ファイルの削除
コピーしたファイルを削除しよう。
- 「
mytext (コピー 1).txt
」のアイコンにマウスカーソルを合わせて右クリックをしてメニューを表示する。 [ゴミ箱に捨てる]
を選択する。
タイピング
キーボードのキーを押して文字を入力することをタイピングという。 タッチタイピング(ブラインドタッチ)とは、キーボードを見ずに両手の指でキーボードをタイピングすることである。 タッチタイピングができると入力の速度が段違いである。
本講義ではタッチタイピングがうまくなることが一つの目標である。 それには練習あるのみである。
ホームポジション
タッチタイピングを行うためにキーボードの上に置く両手の指の基本的な位置をホームポジションという。 普段はホームポジションに指を置いておき、それぞれの指で決まった範囲のキーをタイピングするとよい。
タイピングの練習
ホームポジションの練習
まずは Benesse が提供しているタイピング教材でホームポジションの練習をしよう。
学内
学内のタッチタイピングソフト trr(トゥルル) でも練習できる。
-
- emacs で動くタイピングソフト(解説動画)。
その他
Benesse では無料でタイピング練習ができる教材がある。